バックナンバー
2024年12月号
キリストの系図が示す神の愛 祝福のきずなに「私」をつなぐクリスマス
新約聖書はキリストの系図から始まる。目を見張るような奇跡でもなく、山上の垂訓でもなく、なぜ淡々と名が連なる系図が冒頭に紹介されるのか。 実はこれこそが、神のもたらした「福音」の縮図だからだ。 それは堕罪した人間のいのちを、ただ救おうというだけではない。血縁をも凌駕する強いきずなで「神の民」を結ぼうとする、深遠な神のご計画が映し出されている。アブラハムから始まり、イエス誕生に至る系図をひもとき、クリスマスに込められた大きな希望と喜びを、確認しよう!
自分までつながれた真の希望、 この音を通して次の誰かへ
サックス奏者
安武玄晃(やすたけ・もとあき)
生まれ故郷、福岡に拠点を置き、コンサート活動で
全国を飛び回るサックス奏者・安武玄晃さん。
中学の時にサックスと出合い、
その後、一般の会社に就職するも、
二十六歳で単身渡米、腕を磨きプロの道へ進んだ。
人生の岐路でその背を押したものは何だったのか。
そして今、奏でる音を通して届けたいものとは…。
数えよ一つずつ、 数えてみよ主の恵み (後編)
ブラジル
ルージラモス・アライアンス・キリスト宣教教会会員
福浦 朝恵
日本からいちばん遠い国ブラジル。そこで始まった生活は驚くことばかり。しかし、神様は思いをはるかに超えた宣教の働きを備え、導いてくださった。夫婦で共に歩んだブラジル移住六十余年の恵みとは―。
- 22最終回 神様、これってどうなんですか?みなみななみ&結城絵美子
- 26最終回 信仰と感情 〜自分らしさとの出会い〜豊田信行
- 28聖書1/66巻あらまし 雅歌島先克臣
- 33最終回 風色ねこ便り宮脇栄子&Seiji Miyawaki
- 38最終回 年を取るレッスン 結城いづみ
- 39最終回 マンガ教えて! 組織神学
- リチャード・ブラッシュ&ブラッシュ木綿子、向日蒔人
- 42移住生活スケッチブック 加藤潤子
- 46墓めぐり人めぐりウォーキングライターK
- 47この町この教会日本宣教連合会 金沢愛(アガペ)キリスト教会
- 50最終回 ヘブライ語で考える聖書の世界手島勲矢
- 56最終回 365日ディボーション 苦しみの向こうに光あり佐藤 彰
- 66文芸 旅人の詩/短歌/俳句
- 70クロスワード
- 72もぎたてぶどう倶楽部 お便り・BOOK
- 76定期購読・本誌の表記のご案内
- 78編集室便り
- 80愛のプリズム伝道
- 01誌上ヒトリコテンホンダマモル
- ホンダマモル:1973年生まれ。埼玉県出身。2016年から画家として活動を開始。展示会「ヒトリコテン」を開催し、絵画作品を発表。手描きだからこそ生み出せる表現を大切に作品を制作している。
- 「もっと! 喫茶ホーリー」と「移住生活スケッチブック」は交互に連載します。
- 本誌掲載の価格表記は全て税込(10%)です。
- お詫びと訂正 本誌10月号「ウォーキングライターKの 墓めぐり人めぐり」内で、三浦綾子・光世氏の墓碑の横に句碑(正確には歌碑)が光世氏の没後に建てられたとありましたが、実際は墓碑と同時に建てられていました。
家系図を英語ではファミリーツリーと呼ぶ。表紙はそれをモチーフにしたイラスト。まるでクリスマスツリーそっくり。12月、クリスチャンは神の永遠の愛といのちの象徴として毎年ツリーを飾る。信仰で結ばれた神の家族のファミリーツリーも永遠に広がっていきますように。
2025年 1月号 次号予告
特集 「賜物」再考、「賜物」サイコー!
教会でよく耳にする「賜物」ということば。たとえば「音楽の賜物」「教える賜物」などのように、能力や才能などを指して使われることが多いように見える。そして時には「賜物を生かしなさい」と強いられたり、「私には賜物がない」と劣等感を感じたり…。しかし聖書が語る「賜物」は、どうも能力や才能のことだけを言っているわけではないよう。神が私たち皆に与えられた「賜物」を確認し、目をとめつつ、置かれた場で自分らしく生きる人生を始めよう。