百万人の福音 聖書に学ぶ生き方マガジン

旬人彩人

2022年04月号

革も人も変化していくのが「味」

ハンドメイド革製品ショップ兼工房「Before Dark」店主
笠井一輝(かさい・かずき)さん

「革はいちばん人に近い素材ではないかと思うんです」
宝塚歌劇で知られる兵庫県宝塚市。阪急電鉄の終点・宝塚駅から一つ手前に「清荒神」という小さな駅がある。ここは「清荒神清澄寺」へと続く約一・五キロメートルの参道の玄関口。正月ともなれば多くの初詣客で賑わうが、普段は「なつかしの参拝行路」といったのんびりした風情が漂う。
この参道沿いに一軒の工房がある。革製品の製造・販売を手がける「Before Dark」だ。

2022年03月号

イエス様がするようなリハビリを目指して

理学療法士
飯沼 優(いいぬま・まさる)さん

病を得た人が、無理のない範囲で望む活動をできるように支えるのは、その人の生きる喜びを支えること。そんな思いでリハビリを提供するためのNPO設立とクラウドファンディングに挑戦した理学療法士の飯沼さんにお話を伺った。

2022年02月号

やりたいこと、 できることを最大限に

パティシエ、洋菓子店「MERCI」経営
小泉幸子さん

三重県で洋菓子店を営む小泉幸子さん。敷地内にはヤギや犬もいて、どこかのんびりとした雰囲気とおいしいお菓子が地元でも評判を呼んでいる。「自分にできることはお菓子作り。その最大のことをしたい」といきいき話す彼女の父親もパティシエで、互いに切磋琢磨(せっ さ たく ま)し、影響を受けてきた。実は、父から受け継いだものはパティシエだけでなく…。

2022年01月号

たった一人のいのちでも救いたい

一般社団法人「小さないのちのドア」施設長
西尾和子さん

 二〇一八年九月一日、この呼びかけで始まった一般社団法人「小さないのちのドア」(神戸市北区)。思いがけない妊娠や出産で悩む女性たちのための、二十四時間三百六十五日相談、受け入れ、サポートを行って三年間で相談件数は約二万二千人にのぼる。
 代表でマナ助産院院長でもある永原郁子さんと、小さないのちのドア施設長を務める保健師の西尾和子さんを中心に、現在計十人のスタッフとボランティア、助産師、弁護士、医師らと連携して支援を行っている。

2021年12月号

降誕の意味を知るからこそ丁寧に祝いたい

ピアニスト
音楽プロデューサー
「ツリーコーディネーター」
佐々木潤さん

1998年、英語の曲を翻訳したワーシップソングが主流だった時代に、日本語の賛美を生み出したいと音楽ミニストリー「レインボー・ミュージック」を設立。約20年、幅広く活動してきた。実はクリスマスツリーのコーディネーターとしての顔ももち、各地で手がけたツリーは200本以上。コロナ禍だからこそのクリスマスを提案する。