特集
あれから10 年 コロナ禍で振り返る3.11
未曾有の大災害、東日本大震災から十年が経った。今なお、復興が進まぬ地域もあり、原発の問題は解決されぬまま、再稼働の動きもある。3.11は何を明らかにし、私たちはそこから何を学んだのだろう。そして今また、コロナ禍という困難な時代を生きる私たちに、何を語りかけているのだろう。現地の「今」に耳を傾けるとともに、私たちが進むべき道を探りたい。
あの被災者は今 としまや月浜の湯・渡辺十九夜〔3〕、被災者と共に生きる ラーメン楓・熊田真介〔6〕、流浪の民となったあの日から10 年 佐藤将司〔8〕、問われる復興と支援のあり方 岩村義雄〔11〕、今日からできる個人・教会の災害支援〔13〕、脱原発問題に取り組む 金本友孝〔14〕、震災関連書籍〔17〕、慰めに満ちた神の民として 佐々木真輝〔18〕
がんばらないと愛されないのですか?
コロナ禍で、学校で、職場で、家庭で、教会でも…とにかく「がんばって」いませんか。がんばることは悪いことではありません。でも、がんばらなくては人は、そして神様さえも愛してくれない、そう考えているとしたら、何か違うのかも?「日本人は『恵み』を正しく理解するのが難しい民族」とも言われます。いのちをすり減らすだけの“がんばる至上主義”を手放し、いのちを豊かにする“恵みによる生き方”について、一緒に考えてみませんか。
今日も、聖書びより
一般的な聖書のイメージとは?堅苦しい経典、歴史書、未来の予言書、はたまた自己啓発本と考える方もおられるでしょうか。「聖書があなたに関係がある」、「聖書を生活に生かそう」と言われても、何だか取っつきづらく、どこからどう読んでいいかわからない人が多いかもしれません。「聖書に生かされている生活」とはどういうものなのか、一年の始まりに、ご一緒に考えてみませんか。
聖書を日常とする! 岡村直樹〔4〕、そもそも聖書って何が書いてあるの?〔8〕、聖書に生きる証し/「聖書に生きた人 堀江修さん」、「聖句を暗唱する恵み」井垣瑞恵、「みことばをいつも持ち歩く」本田路津子〔10〕、みんなで“聖書に生きる” 若者、教会篇〔16〕、聖書に生きる応援ツール〔18〕
みんなで集まれなくても、聖歌隊賛美を聴けなくても、友の顔がマスクで半分しか見えなくても、今年も、クリスマスを祝おう!
現状を見る限り、コロナ禍はまだまだ当分続きそう…。ということは、今年のクリスマスは、いつものようにはお祝いできないってこと!? イブ礼拝もオンライン、コンサートは中止、祝会はご馳走なしで、となってしまうのかも…。しかしそれでも、今年もクリスマスを祝おう! 何ものにも奪われない、真の自由がもたらされた喜びが、そこにはあるのだから。
降誕 徳永 大〔4〕、礼拝に行けなかったクリスマス 徳永 大〔6〕、いつもとは違うクリスマスの過ごし方 羊毛フェルトで祝う 泉谷千賀子/リースで祝う 大谷明子/クリスマスグッズ紹介〔10〕、戦火の中のクリスマス〔16〕、光は闇の中に輝いて マルティン・ニーメラーより〔19〕
天(うえ)を向いて歩こう
俳優、プロレスラーと、今年、若い著名人の自殺が相次いだ。難病患者の自死を、医師が幇助するショッキングな事件も。一般社会でもこのコロナ禍で、仕事を無くしたり、学業が続けられなくなったり、さまざまな理由で自死を考える人がいると聞く。ただでさえ自殺者の多い日本で、これらを放置すれば悲劇が増える懸念も。この波を止めることはできないか。自分と隣人の不調のサインに気づき、神が愛してやまない一人一人のいのちを守る手だてを考える。
気づいたらハマっていた不安の渦 みなみななみ〔4〕、自分を追い詰めてしまう前の心の対処方 碓井真史〔6〕、心の回復の証し 三つ撚りの糸/ 菅野基似、絶望から希望/ 向日かおり〔12〕、24 時間、いのちの電話を受け止める 藤村良彦〔16〕、キリストの受肉6それは神の愛 ホンダマモル〔18〕