特集
やさしい教理入門
聖書を読み、祈り、礼拝に行くのは、クリスチャンの基本。一方で、神はどんなお方? 福音の本質とは? などの知識を整理し、自分の中に蓄えておくのも大切なこと。信仰がより確かになって伝道にも役立つし、救いの喜びも一層鮮やかになるはず。まずは教理を学ぶ意味と、その楽しさをのぞいてみよう。
もやもや相談室 教理って何? 吉川直美〔3〕、Q&A 教理さわりよみ〔8〕、教理を知る楽しみ 齋藤五十三〔14〕、教理を知って信仰生活を豊かに 野村天路〔18〕
なぜ、イースターはうれしいの?
海外の祝祭を取り入れるのがうまい日本において、今やクリスマスは国民的行事といえるほど定着した。イースターも、某大手遊園地が毎年イベントを企画したり、街で関連グッズを販売するなど、近年じわじわと知名度を上げつつある。しかし実際のところ、何を祝っているのか本当の意味を知らない人も多いのでは? せっかくお祝いするのだもの、世界中が喜ばずにはいられないその驚きの理由を、改めて聖書に聞いてみよう。
イースターQ&A〔4〕、ドキュメント イエスの死と復活〔6〕、受難週の黙想 松村 識〔12〕、メッセージ「死を乗り越えて生きる」 中台孝雄〔16〕
信じるって、どういうこと?
クリスチャンであるかどうかは、イエス・キリストを救い主と信じるかどうかにかかっている。ただ、たとえ洗礼を受けてはいても、時に「自分は本当に神を信じているのだろうか?」と、信仰のゆらぎを感じ、うろたえることも。また、洗礼への思いをもちながら、信仰心に自身がもてないことで先延ばしにする人もいる。果たして「信じる」とは?改めて考えてみる。
私は本当に信じているだろうか? 坂野慧吉氏インタビュー〔4〕、「信」は「真」に応える 岩本遠億〔10〕、証し 加藤たくみ・岡野純子〔12〕、メッセージ「信じるって、どういうこと?」 勝本正實〔18〕
災害とクリスチャン
地球温暖化の影響から、近年、世界中で大規模災害が頻発し、今後もこの傾向は続くことが予想されている。大災害に対して、クリスチャンはどう備えればいいのだろう。聖書のことばと、被災地を取材して見聞きした現場の声に、聞いてみる。
被災地レポート ①福島(東日本大震災・原発事故) ②千葉(連続台風による災害)〔4〕、聖句に見る災害と備え〔16〕、クリスチャンと災害 木田惠嗣〔18〕
宣教師が書き残した明智光秀とガラシャ
二〇二〇年NHK大河ドラマの主人公は、明智光秀。その娘・玉は、後に洗礼を受け細川ガラシャとなった。この時代を知る貴重な資料の一つが、宣教師フロイスの書き残した記録『日本史』だ。体験したことをスケッチしたような記録から、天下人たちの素顔や、光秀に関する証言、ガラシャの信仰などが、生き生きと浮かび上がってくるのである。
キリシタンの世紀 守部喜雅〔4〕、人物相関図〔12〕、南蛮文化のインパクト〔14〕、ガラシャが登場する作品Best4〔17〕、日本史に花開いた信仰の時代 若井和生〔18〕