百万人の福音 聖書に学ぶ生き方マガジン

特集

2020年07月号

疫病に向き合うキリスト教

 新型コロナウイルスは、中国から世界に拡大し、高齢者だけでなく若者も含めた死者を多数生み出し完全終息のめどはたっていない。キリスト教二千年の歴史の中でも、何度か疫病の大流行が起こり、信仰者たちが苦しみ、祈りの中を通らされてきた。その歴史を振り返り、教会の対応を調べ、神学的な意味や心構えを探ってみたい。

疫病とキリスト教の歴史〔4〕、礼拝と教会員を守る方策を求めて〔12〕、ウイルス禍についての神学的考察 吉田 隆〔16〕

2020年06月号

内村鑑三ってどんな人?

 今年没後90年となる内村鑑三。教科書にも登場し、一般にも名を知られたクリスチャンだが、断片的なことしか知らない人は多い。国家神道が強まる中で福音に生き、世界大戦や、パンデミック(スペイン風邪)を目の当たりにして、キリストの再臨はあると確信し、熱く語った姿に、現代クリスチャンにも学ぶべき点はないだろうか。

内村鑑三の生涯〔4〕、人物相関図〔8〕、十字架にすがって生きた人 内村鑑三〔10〕、内村鑑三の記録〔14〕、艱難の時代の中で内村鑑三の信仰に学ぶ 岡山英雄〔18〕

2020年05月号

やさしい教理入門

 聖書を読み、祈り、礼拝に行くのは、クリスチャンの基本。一方で、神はどんなお方? 福音の本質とは? などの知識を整理し、自分の中に蓄えておくのも大切なこと。信仰がより確かになって伝道にも役立つし、救いの喜びも一層鮮やかになるはず。まずは教理を学ぶ意味と、その楽しさをのぞいてみよう。

もやもや相談室 教理って何? 吉川直美〔3〕、Q&A 教理さわりよみ〔8〕、教理を知る楽しみ 齋藤五十三〔14〕、教理を知って信仰生活を豊かに 野村天路〔18〕

2020年04月号

なぜ、イースターはうれしいの?

 海外の祝祭を取り入れるのがうまい日本において、今やクリスマスは国民的行事といえるほど定着した。イースターも、某大手遊園地が毎年イベントを企画したり、街で関連グッズを販売するなど、近年じわじわと知名度を上げつつある。しかし実際のところ、何を祝っているのか本当の意味を知らない人も多いのでは? せっかくお祝いするのだもの、世界中が喜ばずにはいられないその驚きの理由を、改めて聖書に聞いてみよう。

イースターQ&A〔4〕、ドキュメント イエスの死と復活〔6〕、受難週の黙想 松村 識〔12〕、メッセージ「死を乗り越えて生きる」 中台孝雄〔16〕

2020年03月号

信じるって、どういうこと?

 クリスチャンであるかどうかは、イエス・キリストを救い主と信じるかどうかにかかっている。ただ、たとえ洗礼を受けてはいても、時に「自分は本当に神を信じているのだろうか?」と、信仰のゆらぎを感じ、うろたえることも。また、洗礼への思いをもちながら、信仰心に自身がもてないことで先延ばしにする人もいる。果たして「信じる」とは?改めて考えてみる。

私は本当に信じているだろうか? 坂野慧吉氏インタビュー〔4〕、「信」は「真」に応える 岩本遠億〔10〕、証し 加藤たくみ・岡野純子〔12〕、メッセージ「信じるって、どういうこと?」 勝本正實〔18〕