旬人彩人
神から賜った行動力で「神の国」を
有限会社トップ・スペース「はこぶね便事務局」代表補佐
菅野千春さん
挫折や後悔もなく、人生のむなしさや命の限界など考えたこともなかった。突然突きつけられた恋人の死。「人はいつ死ぬかわからない、私はこのままでいいのだろうか」。飛び込んだ先に出会った、神とともに歩む人たち。この出会いが人生を百八十度変えた。
神によるつながりが力に
有限会社トップ・スペース
「はこぶね便」取締役社長
加藤信さん
「クリスチャンのつながりは力になる!」をスローガンに、キリスト教専門の広告事業、クリスチャンクリエイターによる商品販売、ウェブ事業と、多岐にわたる働きを行う有限会社トップ・スペース「はこぶね便」。創業者である上原雄平さんが二〇二〇年三月に天に召され、昨年七月に新しく社長を迎えた。それまでの生き方とは異なる、少々スリリングな毎日を送る新社長の加藤信さんに事業に携わるまでの思い、そして今の思いを聞いた。
まだ見ぬ新しいデザインを神と共に
サイクルアーティスト・プロダクトデザイナー
谷 信雪(たに・のぶゆき)さん
海風さわやかな湘南の街、神奈川県茅ヶ崎市。ここに他ではあまり見ないオーダーメイドのシティサイクルを製作・販売する店、「茅ヶ崎サイクルボーイ(https://nobuyukitani.com/)」がある。個性的な表情で存在感を放ち、どこか懐かしさもまとうデザインに引かれ、唯一無二の一台を求めて訪れる人は後を絶たない。店主の谷信雪さんは家業を継いで自転車ビジネスに携わるようになった。これまでの道のりはうよ曲折、ジェットコースターに揺さぶられるような半生だった。
革も人も変化していくのが「味」
ハンドメイド革製品ショップ兼工房「Before Dark」店主
笠井一輝(かさい・かずき)さん
「革はいちばん人に近い素材ではないかと思うんです」
宝塚歌劇で知られる兵庫県宝塚市。阪急電鉄の終点・宝塚駅から一つ手前に「清荒神」という小さな駅がある。ここは「清荒神清澄寺」へと続く約一・五キロメートルの参道の玄関口。正月ともなれば多くの初詣客で賑わうが、普段は「なつかしの参拝行路」といったのんびりした風情が漂う。
この参道沿いに一軒の工房がある。革製品の製造・販売を手がける「Before Dark」だ。
イエス様がするようなリハビリを目指して
理学療法士
飯沼 優(いいぬま・まさる)さん
病を得た人が、無理のない範囲で望む活動をできるように支えるのは、その人の生きる喜びを支えること。そんな思いでリハビリを提供するためのNPO設立とクラウドファンディングに挑戦した理学療法士の飯沼さんにお話を伺った。